トニー、オスカー、エミー賞受賞の演出家ピーター・ストーンが、遊び心たっぷりに1946年初演の『アニーよ銃をとれ』オリジナル版脚本を改定、1999年にバーナデット・ピーターズ主演でブロードウェイに戻ってきた。見事ヒットを射止めたこのバージョンは、Newsday紙いわく「優しく独創的で、夢のようなショーである」。
ストーンは1946年の脚本を、射撃の名手アニー・オークリーとフランク・バトラーのラブストーリーを軸にした劇中劇に仕立て、フランクの厄介なアシスタントのドリーと、ネイティブ・アメリカンの血を引いた青年との間のロマンスを加味した。この生まれ変わった改訂版をタイムマガジン誌は次のように評している。「オリジナル版の面白さ、アーヴィング・バーリンの素晴らしいヒット曲の数々はそのままに、まるでPCのアップデートかのように脚本が新しくなった」。さらにニューヨークポスト紙は「アーヴィング・バーリンの最高の業績である『アニーよ銃をとれ』は、いつの時代もあらゆる世代に愛され、ブロードウェイにおける不朽のミュージカル作品として君臨し続けるだろう」と述べている。