A CLASS ACT
Book by Linda Kline and Lonny Price
『コーラスライン』の作詞でトニー賞を受賞したエド(エドワード・クレバン)は、「作詞作曲家」として認めてもらおうとブロードウェイで必死にがんばっていた。ところが1987年、48歳の若さで癌のため命を落としてしまう。彼の遺作となった自伝的ミュージカル『クラス・アクト』には素晴らしい歌が詰まっており、彼が生前受けるべきだった賛辞を、世間は惜しみなく送った。
エドはBMIミュージカルシアターのワークショップでキャリアをスタートさせた。そこで書いた力強い楽曲の数々は、『クラス・アクト』に使われ、陽気な、最後には悲しい運命をたどる彼の人生を描き出す。共演の7人の友人には、彼の愛した人、そして毒舌家のレーマン・エンジェル(作曲家)、とにかく陽気なマーヴィン・ハムリッシュ(作曲家)、クリエイティブな天才マイケル・ベネット(演出家)らがいる。この「メタ・ミュージカル」とも呼べる作品で、エドという知られざる逸材が、死後14年経って初めて正当に評価されたと言える。
感動して笑える。音楽、友情、ミュージカルに対する賛歌で、優しい気持ちになり、胸が熱くなる。ものを創造することの根源を、こんなにも正確に芝居で見せた作品が今まであっただろうか。
—Live Design—
この作品のような本物のミュージカルが本領を発揮できるのは、「希望」について語るときである。
—The New York Times—
今シーズン見たミュージカルのなかで初めてのジャンル。感動で喉の奥が熱くなり、涙が溢れてきた。
—Elyse Sommer, Curtain Up—
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