THE KING AND I 王様と私
Lyrics by Oscar Hammerstein II
Book by Oscar Hammerstein II and Joshua Logan
Adapted from the Pulitzer Prize-winning novel“Tales Of The South Pacific” by James A. Michener
東洋対西洋の対立構図はいつもドラマティックで魅惑的な物語をつくり上げる。
舞台は19世紀末のシャム(今のタイ)、リベラルな思想の持ち主で魅力的なイギリス人の未亡人アンナが幼い息子と一緒にバンコクの王朝宮殿に到着した。シャム国王の子供たちと妻たちの家庭教師として招かれたのだ。
洋風のリベラルな思想をもつアンナと封建的な思想の持ち主である国王は悉く対立しあう。そうした中、西洋からは野蛮であると長くみなされているシャムのイメージを改善するため、国王はアンナに協力を求める。
アンナと国王の二人はやがて心を通わせるようになり、それぞれの国の伝統と価値観をしっかりと踏まえながら互いに理解し、尊敬しあうようになる。
類まれな真実のラブストーリーを感嘆するほどの見事なスコアでミュージカル化する。またジェローム・ロビンス振付のバレエ「トーマス伯父さんの小さな家」は、ミュージカル舞台の空前の傑作の一つである。
- 口笛ふいて
- Hello, Young Lovers
- 仲よくしましょう
- I Have Dreamed
- シャル・ウィ・ダンス?
主演級:女性3人、男性2人、少年2人
助演:男性2人
歌唱・ダンスの大きなアンサンブル
ハートとドラマとコメディがある。ミュージカル舞台に新しく高い基準を設定した。
—New York Daily Mirror, 1951—
ロジャースとハマースタインに心からの敬意を表そう。記憶に残る脚本と音楽が、45年の時の流れでさらに美しく、さらに輝かしいものになった。
—New York Magazine, 1996—
この作品の本当のスターは、舞台そのものである。観るたびに印象的になっている。
—New York Daily News, 1997—
「王様と私」は、ミュージカルの真髄であり、ドラマと音楽、ダンスがひとつになって、観客を忘れえぬ旅へと誘う。
—The Houston Chronicle, 1998—
真に偉大なミュージカルのひとつ。
—London Financial Times, 2000—
- 「最優秀ミュージカル賞」「最優秀スコア賞」を含むトニー賞4部門(1952年)
- アカデミー賞6部門(1956年)
- 「最優秀リバイバルミュージカル賞」を含むトニー賞4部門(1996年)
- 「最優秀リバイバルミュージカル賞」を含むドラマ・デスク賞4部門(1996年)
- 「最優秀リバイバルミュージカル賞」を含むアウター批評家協会賞3部門(1996年)
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