RAGS
Music by Charles Strouse
Charles StrouseStephen Schwartz
世間知らずの移民レベッカの追想が、情熱とユーモアを交えて語られる。
レベッカは小さな息子とロシアからエリス島にやって来た。一足先に来ているはずの夫を捜しながら、工場で働く日々を送っている。やっと夫を見つけて家族そろって暮らし始めるが、夫とは決定的な溝ができていた。夫はアメリカ社会に完全に同化しようと名字を改め、自分たちの民族的なルーツを拭い去ろうとしている。傷ついたレベッカは、社会主義者に啓蒙され、次第に労働運動に身を投じるようになった。運動はやがて夫の立場と真っ向から対立する。
サブ・ストーリーとして、レベッカが知り合う移民の父娘が登場するが、その少女の恋物語は悲劇で終わる。
目覚めと失望、欲と権力、愛の強さを描いた壮大なサーガは、見る者に今までのミュージカルにないほどの深い感動を与える。
- Children of the Wind
- Brand New World
- Blame It on the Summer Night
- Bread and Freedom
- Three Sunny Rooms
主演級:女性4人、男性4人、少年1人
助演:女性4人、男性5人
(ほか歌と小さい役が複数あり、一人二役もあり得る)
壮大な叙事詩のような仕上がり。チャールズ・ストラウスのシリアスな楽曲が、ステファン・シュワルツの巧みな歌詞が、そしてジョセフ・ステインの息もつかせぬ脚本が生きている。
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—NEW YORK POST—
『ショー・ボート』や『屋根の上のバイオリン弾き』の系譜につながる、志の高さが際立つミュージカル。
—THE VILLAGE VOICE—
素晴らしく感動的な体験。『RAGS』のストーリーは心を大いに揺さぶり、変化に富んだ様々な楽曲と歌詞がいつまでも耳に残る。
—BOSTON HERALD—
ここ数年のブロードウェイで最高の楽曲が詰まっている。
—THEATRE WEEK—
野心的、洗練されている、感動的、笑いあり。
—USA TODAY—
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